ネットワーク機器の品質テストをロボットで自動化:アライドテレシス様のカチャカ導入事例
カチャカは家庭用としてだけでなく、オフィスやヘルスケア、飲食店といったビジネスシーンでも活躍しています。 この記事では、グローバル展開も行っているネットワーク機器専業メーカーの アライドテレシス様に、カチャカをどのように役立てていただいているか聞きました。
アライドテレシス様のご紹介
アライドテレシスは、ネットワーク機器およびソフトウェア・ソリューションの設計、製造、販売を行う企業です。今回カチャカを導入した部署は、主にイーサネットのスイッチ、ルーター、それらを管理するソフトウェアの開発、及び品質管理を担当しています。
カチャカを導入したきっかけを教えてください
品質テストを自動化したいと考えていたのがきっかけです。 弊社独自の無線LAN技術「チャンネルブラケット」は、端末を移動しても通信が途切れないことが特長で、その品質を検証する作業が日常的に発生します。 いままではスタッフが端末を持って、社内を歩き回りながら検証しており、より効率的に行う方法を探していました。
以前は2mほどのベルトコンベアーにスマートフォンをくくりつけ移動させたりもしていましたが、距離が短いこともあり、想定した成果が挙げられませんでした。 レストランでよく見る配膳ロボットの活用も考えましたが、価格が1台300万円ほどすると聞き、断念しました。 「回転寿司で使われるようなベルトコンベアーはどうだろうか?」などと考えていたときに、たまたまテレビの情報番組でカチャカが取り上げられているのを見つけたんです。 「これは使えそう」と思い、すぐにカチャカが展示されているお店に伺って詳細を確認しました。
カチャカの導入時期はいつ頃でしょうか?
2023年5月、カチャカが発売してすぐに購入して導入しました。
カチャカのご活用方法と導入後の変化を教えてください
カチャカの上にスマートフォンとノートパソコンを載せ、事務所内をぐるぐると巡回させています。
基本的には、就業後のオフィスで夜の9時から朝の9時頃まで、12時間近く動作させています。 休日も朝から晩まで動かしています。 弊社の利用方法ではカチャカアプリのスケジュール機能だけでは間に合わないため、スマホアプリのタップ動作をプログラムできるものを利用して、夜間の動作を指示しています。
人力ではできなかった何百時間といったテストを実施できたことで、社内外に弊社サービスの品質を説明しやすくなったことが非常にありがたいと思っています。 PFRoboticsさんに聞いたところ、すでに11万メートル以上カチャカが移動してくれているとのことで、箱根駅伝の往路を過ぎたくらいですねという話しをしていました。
今後も、新しい無線LAN規格のテストなど、カチャカを活用した品質管理の自動化を進めていこうと考えています。先日もう一台購入させていただき、テストの時間を増やしています。弊社の海外の事業所(ニュージーランド)も非常に興味を持ってくれていて、カチャカが海外対応してくれたらすぐにでも送りたいと思っています。
企業・団体等でのカチャカの導入に興味をお持ちの方は、以下のサイトよりお気軽にお問い合わせください。