生活の中に自然と溶け込む、
カチャカのデザイン。
自動で動くとき、
どんな姿がふさわしいのか。
未来のくらしをイメージしながら作られました。
異なるベクトルの要素を
バランスよく
多様な家庭環境で使われること、
上に載せる家具のレパートリーが増えていくことを念頭に、
生活に馴染む自然さや中立性を重視。
同時に、自律的に家の中を動き回るロボットとして
不気味に見えることがないよう、
キャラクター性やかわいらしさも大切にしています。
高い性能と
スタイリッシュさを両立
カチャカがファニチャー(家具)とドッキングするためには、
突起と溝のような部品が必要になります。
初期のデザインはカチャカ本体に大きな溝のようなものがあり、
ファニチャー側の部品がそこに刺さるというものでしたが、
機械らしさが強く出てしまうため、
デザイン的な観点とエンジニアリング的な観点をすり合わせながら調整。
ドッキング時にカチャカ本体から円筒の部品が出てくる仕組みを採用し、
通常は凹凸のないなめらかな見た目をしています。
また、地図作成や距離計測に使うセンサー(LiDAR)が目立たないようカバーで覆い機体への収め方も工夫しています。
「定」と「動」を併せ持つ形状
「家具は固定されていて動かない」という前提のもとでは、
四角い部屋に四角い家具を置くのが理にかなっていました。
カチャカのように動き回る家具の場合、四角いと旋回するときに角が出てしまい、
丸にするとシェルフとしての収納力が落ちてしまいます。
複数の試作を経て、「定」と「動」の間をとったオーバルを採用しました。
シェルフはモジュール式になっており、
いろいろな使い方に柔軟に寄り添えるようになっています。
老舗ブランドの
上質なファブリック
カチャカシェルフのカバーパネルには、マハラムファブリックを採用しています。
マハラムは1902年にニューヨークで創業された北米屈指の老舗テキスタイルブランドです。
シカゴ美術館やニューヨーク近代美術館、
アムステルダム市立美術館などの永久収蔵品に選ばれています。
マハラムの生地は防汚性・撥水性に優れ、再生ポリエステル繊維を使用しており、
米国環境基準「グリーンガード(ゴールド)」 認証を取得しています。
株式会社GEN SUZUKI STUDIO代表
くらしはもっと自由に。
カチャカの先端テクノロジー。